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2020年9月25日金曜日

バターミルクパウダーを使ってマフィンを焼いてみた

 ちょっとお高めのホットケーキミックス粉の成分表で見かける「バターミルクパウダー」。

マフィン作りに使う場合は、小麦粉10g分をバターミルクパウダーに置き換えると、ふんわりとした膨らみ感とミルクの風味が増すと聞いて、買ってみました。



どーん!
業務用かーい😆

自分、よつ葉乳業信者なもので。あっはっは。

お菓子作りにはよつ葉発酵バターを普段使いしているので、同メイカーの方がよかろうと言い訳して買っちゃいました。良いお値段なので、もちろんセール期は狙いましたけどね。


というわけで、至高のバターマフィンを目指して!バターミルクパウダーを使ったマフィン作りにチャレンジしてみました。




そもそもバターミルクパウダーって何?


よつ葉乳業さんの公式サイトによると、ミルクからバターを製造する際に派生する液体を濃縮乾燥させたものとの事(オンラインショップページの方により詳細が記載されていらっしゃいます)。
ミルクの風味が強いので、お料理やお菓子の香り付けやコクを増すために加えたり、生地を膨らます効果があるのでパンやケーキ類の材料に使用されます。
よつ葉さんのバターミルクパウダーは非発酵タイプですが、ヨーグルトに加味すると発酵バターの風味に近づくそうです。



マフィン材料


小麦粉10gをバターミルクパウダーに置き換えます。
また、生地のふくらみが大きくなるようなので、ベーキングパウダーを気持ち減らします。

・薄力粉(クーヘン粉)110g
・バターミルクパウダー 10g
・ベーキングパウダー 約小さじ1(すりきりより少し少なめに)
・砂糖 60g
・発酵バター 50g(事前に室温に戻す)
・卵 Mサイズ1個(事前に室温に戻す)
・ヨーグルト 大さじ2 + 牛乳 =60㏄分


投入手順を少し変えてみる


自己流マフィン作りの大まかな手順は

1.粉類を全部一緒にふるいにかけておく。
2.室温に戻したバターを白っぽくなるまで空気を含ませながら混ぜる。
3.砂糖を加えてジャリジャリ感がなくなるまで擦り混ぜる。(お好みで塩ひとつまみ投入)
4.よく溶いた卵液を、分離しないように3~5回に分けて混ぜ加える。
5.粉類の1/5ほどをふるい入れる→よく混ぜたヨーグルト&牛乳を1/4加える→さっくりまぜる、を繰り返し、粉の最後を投入したら泡だて器をゴムベラに持ち替えて切り混ぜる。
6.オーブン余熱180度→170度に下げて25分焼成。
7.すぐに型から外し、キッチンペーパーを1枚敷いたケーキクーラーの上へ移動させ、その上にもう一度クッキングペーパーを被せる。(乾燥を防ぐ為)
8.荒熱が取れたあたりで更に布巾を被せて保湿、完全に冷めたらケーキドームで保管。

といった流れなのですが、今回、

A.粉類と一緒にバターミルクパウダーをふるっておく
B.ヨーグルトと牛乳と一緒に混ぜておく

の二通りの手順をとって、膨らみ方や風味が変わるのか比較してみました。



結論


A.Bともに同じ焼成結果でした😂

(A.右2個/B.左2個)

ただの二度手間だったわー!
鋭敏な舌の人には何かしら違いが判るのかもしれませんが、いくつか切り分けてみても生地の具合もどっこいどっこいでした。

正し、ベーキングパウダーを減らしたにも関わらず、普段と同等の高さは出ているので、バターミルクパウダーに多少の膨らます力があるのは確かなようです。

(A.右2個/B.左2個)

バターの香りがかなり自己主張していて、一般家庭での手作りバターマフィンとしては、まあまあ成功といえるのではないでしょうか。

かなり保湿を意識したので、2日目には生地にバターが廻りきってよく馴染み、てっぺんは油分がじんわりと染み出したような具合になりました。
中身もベーキングパウダー特融のパサつきが抑えられ、シットリとした良い塩梅です。

マグカップ:天野千香さん

しかし、牧場などで直売している憧れのどっしりしっとりマフィンには追い付けないんですよねー。
やはりクリーム濃度の濃い牛乳を使わないと、あの味は出ないのかしら。
いつか自分で作ってみたいものです。





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